最近、ストレスによる肌トラブルや体の不調をよく耳にします。
先日も学校の生徒さんが『先生アゴのニキビがずっと治らないんです』と相談に来ました。
もう1年ほど同じ部位ばかりにニキビができるとの事でした。
話を聞いてみると、かなりハードに仕事をしていて、自分の時間はほとんどなく、おまけに胃腸が弱いため病院に通っていたことも分かりました。
肌は心・内臓・環境を表す三面鏡だと言われています。
ストレスや内臓疾患、周りを取り巻く環境に敏感に反応し、肌に変化を及ぼして私たちに不調を知らせているのです。
今回はこの三面鏡のうち、心の鏡にスポットを当ててみたいと思います。
あなたは不安や心配ごと などで、お腹が痛くなったりした経験はありませんか?
これは、ストレスが脳の視床下部という所を介して自律神経や内分泌に影響を及ぼし、内臓をコントロールしている部分を刺激した結果『お腹が痛い』という症状となってあらわれたのです。
これが慢性的になると、胃腸の働きが低下して消化 吸収がスムーズに行なわれなくなり、栄養不足や老廃物の出す毒素により肌が荒れたりニキビができたりすることに。
このように、心と体は強く結びついています。
心の緊張が体の緊張を引き起こしているのであれば、逆に体を緩める事で心を緩めることができるはず。
つまり、体をリラックスさせることで自律神経の交感神経の働きを抑えて副交感神経を優位にするのです。
緊張した体をほぐして、心の疲れを癒してあげましょう(^_^)
簡単で有効なリラクゼーション方法としては、腹式呼吸や筋肉の緊張を緩める筋弛緩法があります。
せっかくなので簡単なリラクゼーション法を紹介しますね(^_^)
@ 楽な姿勢で椅子に腰掛けて 軽く目を閉じる
A 大きく息を吸い込んでそのまま止め、同時にそれぞれのこぶしを強く握る
この時 腕も足も思いっきり伸ばし、全身に力を入れる。(5〜6秒キープ)
B 口から大きく息を吐きながら全身の力をストンと抜く
C 全身の力を抜いた、何もしない状態で 頭の中をカラッポにして 目を閉じたまま5分〜20分続ける
リラックス気分が薄れてきたらAとBをもう一度繰り返す
簡単でしょ?
普段からなかなか疲れが取れない。
理由はわからないけど、なんとなくだるい。
いつもリラックスできないなんていう人はぜひ
試してみて下さいね♪